東日本大震災・東電福島第一原発事故から８年が経過しました。福島では、原発事故の収束の先行きが見通せない中で、被災者は未だ苦しい避難生活を余儀なくされています。安倍政権は、避難解除とともに補償の打ち切りと帰還の強制を押しすすめ、被災者をさらに苦しい立場に追い込んでいます。
　また、安倍政権の成長戦略の柱であった原発輸出は、ベトナム、トルコ、イギリスなどで次々と頓挫しています。核燃料サイクルも破綻をきたしており、原発の再稼働も周辺自治体や住民のさまざまな反対の意見に押され、当初の計画通りにはすすんでいないのが現状です。
　このような状況を受け、「さようなら原発」一千万署名市民の会の呼びかけで、今年も「さようなら原発全国集会」が、午後１２時３０分より東京代々木公園で開催されました。日教組は原水禁・平和フォオーラムと連帯し、原子力政策の根本的転換の実現をめざし、香川も含め全国からこの集会に参加しました。