先の参議院選挙で安倍政権が３分の２の改憲勢力を確保し、平和主義が戦後最大の危機を迎えている中、日教組は21世紀を「平和・共生の世紀」と位置付け、憲法の理念を実現し、「教え子を再び戦場に送るな」のスローガンのもと平和運動・平和教育の基軸となる運動のとりくみをすすめるため、本集会を福岡で開催しました。
　１日目はセントラルホテルフクオカで、バンド未来座コンサートによる「事実をつかむ、現実を語り継ぐ」現地報告と、「基地問題・日米安保・有事法制など『戦争ができる国』づくりに関する問題」「核兵器廃絶・脱原発など核と人権に関する問題」「戦後補償・国際連帯のとりくみ」「平和をすすめる運動・教育」の４分科会が開かれました。
　２日目は、飯塚市朝鮮人炭鉱労働者慰霊施設、田川市石炭記念講演などをめぐる筑豊コースと太刀洗飛行場跡、太刀洗空襲跡などをめぐる筑後コースに別れてのフィールドワークが行われました。